こんにちはアラフィフ独身インドア人間のハシルです。「キャンピングカー」というと棚がありますよね。軽キャンであれば荷室の左右に棚があって、そこにギャレーがあったり、折りたたみ式のテーブルがあるような…。
こういうの。ノーマルな車を使って車中泊を楽しんでいる人にとってはちょっとした憧れですよね?違うかな。ハシルはそうです(^^)。
こういう工作はしたことがないので、ヘッポコでも出来るような簡素な作りをイメージしました。
一番やっかいなのは複雑な形状をしている壁面に合わせて木材を加工することでした。
こういう曲面の加工をハシルはしたことがありません。色々動画を見たりして、「ジグソー」という電動工具が必須だと判断し購入しました。
ついでにドリルによる穴あけ加工も必要だったので、電動ドライバーも買いました。安さもありますが、どちらもポータブル電源でも動かせるかな?という期待もあって選びました。ジグソーのほうは無理でしたが(定格180wとありましたが、起動時はもっとかかるみたいで無理だった。)。
ハシルはマンション住まいなので、音も気になります。電動ドライバーはインパクトドライバーが人気があるようですが、普通の電動ドライバのほうが静音だし、実用途には困らないようなのでそちらにしました。
奥と手前では曲面の形が違うので、現場合わせで、何度も調整しました。棚作りで一番苦心したのはここでしたね…。
ハシルの乗るクリッパーリオは、エブリイで言うところの乗用タイプ、エブリイワゴンです。ワゴン仕様は始めから荷室両脇にポケット棚がついています。それを活かす形にもしたかったので、上に梁のように大きな板を渡して両脇の棚を吊るすような形にしました。
棚と梁の接続には板に鬼目ナットを埋め込んで、チョウボルトを通して接続しています。この辺りの具材もYou Tubeの動画を漁って、「こういうのがあるのかぁ」とホームセンターで探しました。
木材は「ファルカタ」という軽く、加工のしやすい素材を選びました。初めてやることだし、やりやすい素材がいいかなと。ただ柔な素材でもあるので耐久性の不安がありました。
何日か実際に組み上げた状態で運転して、ほいほい壊れる感じでも無さそう、という手応えを得られたのでニスで塗装・保護する作業に移ります。
ニスは水性のウレタンニスを使いました。臭いも気にならず。屋内でも問題なく利用可能でしたよ。
タント時代の車中泊の様子はこちらなどを。
kyuujituni-hashiru.hatenablog.com
ここまで長かった…。休日に構想をねり、チマチマ作業を進めて2ヶ月弱くらいかかったと思います。
こんな感じでなんとか形に出来ました。いちおうレシートを取っておいて、計算してみたら費用は工具込み(ジグソーと電動ドライバーで5千円くらい。)で1万5,000円程かかりました。業者に頼んだらこの値段では無理だろうし、自分の使い方に合わせられるのでやってみて良かったです。ノウハウも身につきますしね。
kyuujituni-hashiru.hatenablog.com
まだまだ棚を拡張したり思うところはありますが、いったんこの形で車中泊してみて使い勝手を試してみたいです。ここまで読んでいただき、どうもありがとうございました。