アラフィフの独身インドア人間がアウトドアっぽいことに目覚めたブログ

50近くになってから急に車中泊やアウトドアっぽいことをし始めたブログ

タントで車中泊の良いところ・悪いところ

こんにちは、休日に軽自る("はしる”とお読みください)です。考えてみたら、挨拶するの初めてかな(笑)遅すぎる。

 

タント(2世代目、最新は4世代目です)は正直、車中泊にはあまり向かない車かなと思います。のっけからなんという書き出しをするんだという感じですが。

 

なんと言っても

・前席と後席に段差があり、フルフラットにならない。

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以前にも掲載したタント前席と後席の段差

この点が痛い。身長が160cm前後の女性なら、後席と荷室はほぼフラットになるので前席を使わない形で車中泊もできると思います。しかし私は177cmほど身長があり、前席も使わないと就寝は不可能です。

 

これをクリアするには

a.前席を「足枕」の形にして就寝(簡単)

b.前席と後席の間を埋める「渡り」をつけることでフラットな空間を”作る”

 

などの対策をする必要があります。探せばベッドキットのような物もあるようですが、手間もスペースも取るので私は敬遠しました。

 

当初はa.の手段を取りましたが、座布団などで段差を埋める工夫を施しても寝苦しく、最近はb.の方法を取っています。

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荷物入れを土台に前席と後席の間を埋める

ホームセンターで120円そこそこ(100均で調達できたかも…)の小さなスノコを釘で補強した上で”渡り”に利用して前席と後席の間を埋めています。床面が上がるけど、荷物も足元に片付くしドライバー後席側に足を下ろしてこのまま着替えたりもできるので、少々手間は増えますがこの形にすることで普通に眠れる感じになりました。

 

さて、タントにも良いところはあります。一番のオススメポイントは、

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助手席を倒してテーブルとして利用できる

ところです!これは本当に便利!!私は車中泊先に落ち着いた後はまずこの形にして後席でゆったり過ごすのが至福の時間です(^^)。写真だと隠れてしまっていますが、円状の窪みがあって、カップ類をある程度固定できるようになっています。

 

この形でしばらく過ごして眠気が漂ってきてからおもむろにベッドの形を作るというのが私の車中泊の段取りです。1BOXタイプだと予め寝床を用意してから食事もできるだろうから、その点が羨ましいですね…。

 

車中泊車としては致命的な欠点があるとも言えるタントですが、アルトやミラのようなセダンタイプ、ムーブのようなセミトールワゴンに比べると車内空間は広く、収納も豊富なのでやりようはあるといったところでしょうか。

 

もしタントに乗っていて、車中泊やってみたいけどできるかな…と思っている人がいたら参考にしてもらえたら幸いです。

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群馬・下久保ダムとタント