母の通院のために車を運転している時にハタと気がつく。
「あれ?この車(軽自動車のタント)、シートアレンジすれば車中泊できるんじゃないか?」
30代の頃だったかカローラ・セレスというセダンに乗っていた頃に一度試してみたことがあったが、運転席のシートを倒しただけでは寝れたものではなかった。
車中泊とは文字通り、車を宿代わりにして宿泊することである。つまり宿代が浮く。
「車中泊のノウハウを身につければ、お安くあちこち行けて楽しいんじゃないか?」
「しかも車の中なら閉鎖空間で部屋みたいなもんだ」
私は生来インドアタイプの人間で、やってみたスポーツでさえ(卓球、空手、ボクシング~ジム通っただけ)屋内であり、職業もインドアとほぼ完璧にインドアな人種と言える。
そんなにパカスカ外に出ることが好きな人間ではない。休日となればさすがに出かけるが、ノロノロ起きて昼食がてらファミレスかご飯の食べられる所に車で繰り出しそこで長居して本を読んだり、ネットを見たりということが多い。
「車を部屋感覚で外に持ち出し、旅先を部屋の隣に『持ってくる』!」
とでも言ったらいいのだろうか、私にとってそんな逆説的な発想、イメージが広がり、急にワクワクしてきた。
そんなところから車中泊への挑戦が始まった。
このブログでは五十路も迫ったインドアな人間が何かアウトドアっぽいことをし始めたぞ?ということをつづって行こうと思います。どうぞよろしくお願いします。